HAIR CARE(ヘアケア)


正しいヘアケアレッスン

(アジュバンシャンプー・トリートメント編)


STEP 1 (シャンプー洗い)

①まずは、お湯でしっかりとすすぎ洗い。

念入りにしっかりとすすぎます。髪の長さにより調整してください。このすすぎ洗いにより、汚れの7、8割は落ちます。スタイリング剤を付けていた時は、より念入りに洗ってください。

 

②シャンプーを手に取り、泡立てます。

この時、直接頭にシャンプーを付けないほうが良いとされています。いったん手のひらで泡立てから頭に泡をつけると泡立ちがよくなります。

 

③頭皮をやさしく洗う。(1回目)

ついつい爪を立てて、ゴシゴシと洗ってしまいがちですが、やさしくやさしく指の腹でマッサージしながら洗います。爪を立てちゃNG!時間的には2~3分を目安に洗ってください。(自分が思っているよりほんとにやさしく洗ってください。なでるように)

 

④1度すすいで、もう一度洗う。(2回目)

※スタイリング剤を使った時や、汚れが特に気になる時は2度洗いをお勧めしています。

 

⑤そのまま3~5分間放置

頭皮の汚れを毛穴から浮かせ、糖の力で髪と頭皮を保湿します。

 

⑥すみずみまで、丁寧にすすぐ。

しっかりと頭のすみずみまで丁寧に洗いましょう。泡や汚れが残ると、かゆみやフケ、乾燥の原因になることがあります。

 

STEP 2 (トリートメント治療)

①シャンプー後、髪の水気をきりトリートメントをなじませる。水気が多いと有効成分が、髪に入り込みにくいので注意です。髪の長い方は、後ろでまとめると良いです。トリートメントを髪の根元から毛先までしっかりとなじませてください。

 

②そのまま最低5分間は放置

髪の内部まで浸透して水分や栄養を補うために時間をかけてトリートメントしてください。※定期的にホットタオルやシャワーキャップをかぶって20分間程、いつもより長く時間をおくと更に美髪になり効果的です。

 

③丁寧にすすぐ

丁寧にしっかりとすすいでください。毛穴のつまりやにおいの原因になることがあります。※市販のトリートメントをご使用の方、シリコンやオイルでコーティングしてしまうと髪が水分を補えず、さらにはカラーやパーマのかかりにくい髪になってしまうので注意が必要です。

 

STEP 3 (乾かす)

①ドライヤーで根元から乾かす。(温風)タオルで余分な水分を拭き取り、ドライヤーで根元からしっかりと乾かします。この時、ドライヤーを髪に近づけすぎないようにしてください。髪の傷みや火傷の原因になります。

 

②冷風で乾かす。

冷風を髪にあてることで、開いた髪のキューティクルを締めて、髪に艶を出します。冷風を使うことである程度、まとまりのあるスタイリングができます。

 

※夜、就寝前に髪を乾かさずに寝ると髪の毛の傷みや雑菌の繁殖の原因となります。しっかりと乾かしてください。

 


頭皮トラブル事例・対策


-----♦毛穴の詰まり♦-----

汗や皮脂、ホコリや花粉など汗と汚れが混じり頭皮の毛穴を詰まらせます。

〇対策

シャンプー・すすぎ洗いによる汚れの除去。クレンジングジェルによる頭皮の洗浄が効果的です。

-----♦紫外線の影響♦-----

髪が日焼けするとどんな影響が起こるでしょうか?髪の毛は紫外線によりダメージを受けると炎症を起こしたり、カラーの退色をはやめたり、髪の成分であるタンパク質が変性することでパサつき、ゴワツキの原因になります。

〇対策

日傘・帽子などによる頭皮の日焼け防止。パサつきゴワツキには洗い流さないトリートメントによる髪の保護が有効です。

-----♦生活環境による影響♦-----

生活スタイル、社会的ストレスや疲れによる抜け毛、円形脱毛症。

〇対策

生活スタイルの改善・ストレス除去が第一と考えます。円形脱毛症には皮膚科通院をお勧めします。

 

※ 頭皮トラブルについて当店のコンセプトであります『する』・『もの』・『こと』3つで、上記のトラブルを改善することが出来ると考えています。1つめは正しいケアを”する”(シャンプー・トリートメントの方法、髪の乾かし方など)。2つめは正しい”もの”を使う(現在、自分に合ったシャンプー・トリートメントを使用する)。3つめはズバリ継続する”こと”(積み重ねが大事)です。この3つである程度の頭皮・髪のトラブルを抑制します。しかしながら当店は病院のような治療は出来ませんのでご了承ください。